妊娠8カ月頃になって、体調に問題ないようでしたら、乳首マッサージと会陰マッサージを始めましょう。どちらも絶対やるべきです。私の場合、乳首は丈夫、かつマシュマロみたいに柔らかくなり、会陰も柔軟になることで恐怖の会陰切開をせずに済みました。(助産院なので、そもそも会陰切開はしないのですが。ごく小さな傷ができただけでした。)
用意するもの
やり方
乳首マッサージをすると、お腹が張る場合があります。気持ち悪くなったら、その日はマッサージをお休みにしましょう。私に教えてくれた助産師さんによると「(妊娠後期だと)お腹が張る時に赤ちゃんは下に降りてくる。だから、お腹が張ったらラッキーと思って、更に激しく乳首マッサージしなさい」と。ひぃ、スパルタ。
私はお風呂で腰浴をしながらやっていました。お風呂だと、塩がこぼれても気になりません。
塩が足りなければ、適宜足して下さい。塩がしみて痛い場合、毎日続ければ1週間くらいで乳首が丈夫になって痛くなくなる、はず。(あくまで私の場合です)
妊娠後期ですと、黄色の液体がニュルニュルと乳首から出るかも知れませんが、それは「初乳」というもので、膿(うみ)ではありません。私は大いに焦りました(笑)。
妊娠8ヶ月頃を目処に始めましょう。
お腹が大きく、自分の手が会陰に届きづらい場合は、パートナーにやってもらうといいです。パートナーが怖がったら、そこは説得です。「会陰を切られるのは誰だと思ってんだ」と。
最初はめちゃくちゃ痛いです。
お腹が張る場合もありますので、ゆっくり進めましょう。
まずは一週間!!痛さを我慢して続ければ楽になるので、
くじけずに頑張りましょう!!
用意するもの
右上の図の数字は、会陰を時計板に見立てています。以下の説明は、「6時の方向に~」というように時計板の数字で書いています。
【姿勢】お風呂で身体を温めて血行を良くしてから、お風呂の洗い場で行います。
2. ゆっくり息を吐きながら、3時もしくは9時の方向へ、指で広げます。
やはり慣れてきたら、指先に力を入れるように気をつけましょう。
3. 上記の1と2を数回ずつ順番に繰り返してから、
息を吐きながら、3時~6時~9時の部分をグル~っと半円を描くように押し広げます。
やはり、指先の部分も同様に押し広げられているか注意しましょう。
以上で会陰マッサージは終了。慣れたら指を1本→2本→3本に。
オイルは皮膚から吸収されるので、軽く洗い流せばOKです。ただし…
洗い場の床がヌルヌルで滑るので、ご注意ください!!